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第4回 キニナル北本のミライ。 人口ってどうなる?
みなさんおはようございます。あるいはこんにちは、こんばんは
北本市政策推進部の中の人です。
着々と進んでいくソーシンの策定。今回は将来の計画を作っていくのに欠かせない『人口』の話。
たぶん皆さんは北本市の人口が減っているのは知っていると思います。むしろ、「消滅可能性都市でしょ、大丈夫なの」って危機感すら感じているかもしれません。
そんな皆様に向けて広報に載せたのがこの漫画
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確かに10年ほど前、北本市は「消滅可能性都市」と呼ばれたことがありました。
でも今、このリストから外れています。
今のキーワードは『社会増』。
人口が減っている中でも移り住んでくれている人達が増えているってことです。そうなのです。北本市が選ばれるまちになっているのです。
では、具体的に人口の動きを見てみます。
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このグラフにあるように、北本市の人口は右肩下がりで減っています。一番多かった平成17年が7万人超。それ以降はだんだんと減っていき今(令和6年)では6万5300人ほどと、20年余りで5000人ほど減っています。
次に人口の構成比を見てみます。
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年齢3区分というのは、年少人口(0-14歳)、生産年齢人口(15-64歳)、高齢者人口(65歳以上)という3段階に分けたもので、
・年少人口: 主に義務教育を受ける年齢層。将来を担う子どもたちの人口
・生産年齢人口:一般的に働くことが可能な年齢層。経済活動の中心で社会を支えます。
・高齢者人口:65歳以上の高齢者の人口。社会保障や医療負担の大きな要素となる年齢層。
という風に区分されます。
北本市の状況を見てみると、令和7年の人口が一番多かった時は、生産年齢人口が7割以上を占めていましたが、令和6年の今ではその数は6割を切り、高齢者が1/3以上。子どもたちは1割を切る状況になっています。
…いやいや、やっぱり人口が減っているし、高齢者も増えているじゃん。大丈夫か北本市…って心配になりますよね。
ここで見ていただきたいのが、次のグラフ
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これは、「自然動態・社会動態」を表したグラフです。
「自然動態」は 生まれた人と亡くなった人との差。
「社会動態」は 転入・転出。北本市に引っ越してくれた人と、市外に出て行ってしまった人との差です。
全体を見てもらうと、令和2年からグラフがプラス方向に変わっているのがわかると思います。この部分が社会動態がプラスになったということ。つまり社会増として人口が増えているということです。
市全体では少子高齢化の影響もあり、亡くなった人が多くなっていて、人口減が進んでいる状況にあります。
もう一つ見ていただきたいのが、下のグラフ
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これは、年齢と性別にみた社会動態をグラフにしたものです。
見てみると多くの世代がプラスになっているのがわかると思います。これが北本市に引っ越してくれた人。
特にみてもらいたいのが20代後半から30代のところと、0~4歳のところ。この部分が増えているってことは子育て世代が北本市を選んで引っ越してくれているということ。
このことは、シティプロモーションを頑張ったり、子育て世代への支援なども幅広く取りそろえたりしたことも一つの要因だと考えています。
これからもこういった取り組みを続けていく必要がありますね。
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今回はまちづくりの基礎となる人口の話を中心にお伝えしました。
人口減少?いやいやそんなこと言わないで、人口を増やすための方策をもっと考えなきゃだめだという考えもあると思います。
かつては、日本全国の総合振興計画に掲げた目標人口を足すと2億人を超えるって言われていた時もありました。
でも実際に日本全国で人口が減っているのは紛れもない事実。目を背けることなく、人口が少なくなっていく中でどう選ばれるまちにしていくのか、みんなで考えて動いていなかければなりません。
そのためのロードマップとなるのがソーシン。
次回は、いよいよソーシン「基本構想(素案)」の中身に入っていきます。
これまでのソーシンなどはこちらをチェック↓↓↓